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学資保険とは?メリット・デメリットについて解説
2025.09.05
学資保険は「子どもの教育資金を計画的に備えるための貯蓄性保険」です。 契約時に定めたタイミング(小学校入学、高校・大学進学など)で祝金や満期保険金を受け取れる仕組みになっています。
また、契約者(通常は親)に万一のことがあった場合に、それ以降の保険料が免除されても給付は継続される「保険料払込免除」の特約が備わるものが多く、これによって教育資金を確実に残すことが可能です。
主なメリットは以下の通りです:
・毎月または毎年決まった保険料が自動引き落としされるため、意識せずに確実な積立が可能です
・多くの場合、満期保険金や祝金の合計額が払い込んだ保険料を上回ることがあり、預貯金よりも実質的なリターンが期待できることがあります。
・親に万が一のことがあった場合でも、保険料の払込が免除されつつ、給付金は予定通りに支払われ、子どもの進学が支えられます。
・学資保険の保険料は生命保険料控除の対象となり、年末調整や確定申告で税負担の軽減が期待できます。 また、受取時の税扱い(一時所得としての特別控除)にも配慮がされた設計になっていることが多いです。
以下の点には注意が必要です。
・契約から間もない段階で解約すると、解約返戻金が払い込んだ保険料よりも下回る可能性(元本割れ)があります。
・一定期間の契約であるため、ライフプランの変化に対して資金の使途や受け取りタイミングの変更が難しいことがあります。
・長期間にわたって固定の給付額が設定されるため、物価上昇(インフレ)が進むと、実質的な教育費に対する価値が目減りする可能性があります。
・安全性重視の設計のため、投資信託などの資産運用に比べて実質的な利回りが控えめであるケースもあります。
学資保険は以下のようなご家庭には向いています。
①子どもの将来の教育資金を早めに計画的に準備したい
②自動で積立させたい、貯蓄が苦手な方
③契約者に万が一のリスクを備えたい方(保障重視)
④税制優遇を活かしつつ確実な備えをしたい方
一方、すでに十分な準備がある場合や、資産運用の柔軟性が欲しい方には、学資保険以外(貯蓄・投資・NISAなど)も併せて検討するとよいでしょう
学資保険は早期加入ほどメリットが大きいとされます。 妊娠中(出生前)や子どもが0歳のうちが最も理想的なタイミング。 保険料が安く返戻率も高くなりやすいです。
1~3歳 :保育料無償化による家計軽減期に検討開始も有効
4~5歳 :就学前の検討としてギリギリのタイミングになりますが、まだ間に合う場合があります。「学資保険に加入できる年齢範囲」は商品によります。
6~7歳以降:加入可能なケースもありますが、返戻率が低下する傾向があるため、他の手段も検討する必要があります。
特に一人暮らしの方や自営業の方、子育て中のご家庭にとって、 医療費の急な出費は家計へのインパクトが大きく、医療保険による備えが安心感につながります。
ファイナンシャル・プランナー資格を有する専門スタッフが、ご家庭のライフプランに合わせて学資保険を含む各種教育資金や資産づくりの方法を丁寧にご案内いたします。 教育資金の準備方法、学資保険の詳細や最適な選び方についてご不明な点があれば、長野フィナンシャルへお気軽にご相談ください。 長野本社・松本支社での個別相談やオンライン対応も可能です(いずれも予約制)。
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