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日銀がETFなどを処分へ ― ETFとは何か、なぜ注目されるのか
2025.09.25
2025年9月の日本銀行の金融政策決定会合において、「ETF等の処分に関する決定」がなされました。 要点は以下の通りです。
・日銀が過去に金融機関から買い取った株式、 ETF、J-REITなどを市場に戻す(売却する)方針。 ・売却ペースは、「金融機関からの株式買入れ」の売却と同程度の規模とすること が基準。 市場の状況を見ながら、一時的な調整・停止を行う可能性もある。 ・売却方法は、各銘柄の保有割合に概ね比例させつつ、時期を分散させる。 ・売却が市場全体に与える影響や、日銀自身の損失発生を極力抑えることも重視。
この決定は、「量的緩和」または「資産買入れ」の非常時的な措置を縮小・正常化させるプロセスの一環と考えられます。
この決定を理解するうえで、「ETF」が何を意味するかを押さえておくことが重要です。 「ETF(上場投資信託:Exchange Traded Fund)」とは、次のような特徴を持つ金融商品です
・株式と同じように証券取引所で売買できる。 リアルタイムで価格が変動する。
・投資信託のように複数の銘柄(株式、債券など)をまとめて持つが、 売買が容易。
・一つのETFで多数の銘柄に分散投資でき、リスクを抑えることが可能。
・投資対象や運用方法によるが、一般的なアクティブ運用投信よりもコストが低めのケースが多い。 例えば、日本株式に連動するETFなら、TOPIXや日経平均などの指数に近い値動きをするよう設計されています
・日銀がETF等の処分を行う決定は、金融政策の転換点として投資家・市場双方に影響を及ぼす可能性が高い出来事です。 ETFとは何かを押さえたうえで、今回の方針が自分の投資スタンスにどのような意味を持つかを考えておくことが、これからの資産運用を考えるうえで役立ちます。
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